足部の局所解剖と運動療法Webinar開催!
本日、工藤先生と荒川先生のコラボ企画である「関節の局所解剖と運動療法Webinar」が開催されました。
第1回目のテーマは足部。
特に足根洞周囲の解剖に切り込んで、ご講演いただきました。
工藤先生からは
なぜ背屈すると足関節の前方が痛くなるのか?
痛みを出している組織は?
非荷重位では痛みがなくなったのに、なぜ荷重位で痛みが出るのか?
訴えがあるのは局所であり、解剖学的な理解が必要です。
では局所に問題が生じるのはなぜなのか?ここには正常な運動学や病態運動学の知識が必要になりま
す。
これらの説明を数多くの基礎研究と工藤先生の臨床経験からご講演いただきました。
荒川先生からは
そもそも問題となる組織はどこなのか?
ショパール関節やスプリング靭帯、距骨前脂肪体の局所解剖は?
伸筋支帯と足根洞周囲の局所解剖は?
理学療法士として、自分が行っている徒手療法は一体何を動かして何を治しているのか?
それを説明するためには「組織」の理解が不可欠です。
どの組織を?どのように動かすと?どうなること予想されるのか?
周辺組織とのつながりから考えられることは?
これらのことを解剖学というキーワードでご説明いただき、足根洞周囲の臨床症状や同部位に対する治療のヒントについてご講演いただきました。
足根洞周囲のテーマで1日終わる勉強会というのもなかなかないと思います(笑)
ですが、基本的な組織や関節構造の理解が深まるからこそ、局所の症状を理解することができ、さらにはそれらの症状を引き起こす運動学的な問題を考えることができると思います。
本日参加された先生方は一日お疲れさまでした!
次回は10月24日(日)に「頸部の局所解剖と運動療法Webinar」を開催する予定となっております。
今回参加できなかった方、今回は録画だったけど、次回はLiveで参加したいという方、当研究会のセミナーにご興味のある方、ぜひ皆さまのご参加お待ちしております。